Fishing Takeo

Bass Fishing

 ■ブラックバスとは
1925年に赤星鉄馬という人によって、アメリカ南東部から移入され芦ノ湖に
放流された。
持ち出しを禁止とされていた魚であったが、1954年相模湖、1960年代には
津久井湖
でも見つかりその後、全国へと広まる。
 全国へと広まった経緯として、0度から30度までは耐えることができるタフさ
であり、
1970年ごろから各地へ急激に分布域を拡大し、現在では北海道を
除くほとんど全国す
べての地域で生息が確認されている

バスの産卵期は5月〜7月で水温が16度を越えるころから産卵を始める。
水深50センチ
から2メートルの浅場で、オスが湖底に産卵床を作り、メスを誘
い入れて産卵し、その上に
オスが放精する。何匹ものメスに産卵させることも
ある。メスの産卵個数は1万粒を超える。
メスは産卵直後に産卵床を去り、オスは残ってヒレで新鮮な水を送りながら
卵を守り、孵化
した後も稚魚を保護する。繁殖力が強い原因の一つである。


 ■バスの種類
ブラックバスは世界で7種11亜種が確認されている。

     ◆日本には以下の4種の ブラックバスが生息している。

        ●ノーザン・ラージマウス・バス (和名:オオクチバス)

        ●スモールマウス・バス     (和名:コクチバス)

        ●フロリダ・ラージマウス・バス (通称:フロリダバス)

        ●ノーザン・スポッテッド・バス


■バスの習慣
ふつう、バスは流れのある河川よりも、湖や沼、人口湖、溜池などの止水域に
好んで生息し、
水面から水深6メートル近くまでの行動範囲を持つ。
澄んだ水質と濁った水質 の両方に対応するが、どちらかといえば澄んだ水質
の方を好む。
17度以上の水温が長く続く暖かい水域がよい。これは、バスのエサとなる小魚
や小動物の
種類と量が多いためである。

バスは、ウィードや岩、倒木などのストラクチャーにいる事が多い。これはバス
が待ち伏せ
攻撃型のフィッシュ・イーターだからだ。しかし、いつも一つのストラ
クチャーにいるわけでは
なく、マイグレーションといって、周期的な行動もしてい
る。 これは、エサを求めて移動したり、
よりよい生活環境を求めて適水温へ移
動するためだ。


■バスの食性
バスは自分より小さな生き物なら なんでも食べてまうというわけではない。満腹
時でも、素早
く泳ぐ魚を発見すると飛び掛りたくなるようだ。 続いて好物なのは、
底をゆっくり進むエビなど
甲殻類である。逆に好きではないものが落下昆虫で、
中でもミミズのような柔らかい食感のも
のは食べない。

■釣り道具
− リール −
バスフィッシングでは、スピニングリールとベイトリールと呼ばれるものを使います。
スピニングリールは使いやすく軽いルアーに向きます。
ベイトリールは少し扱いが難しく、やや慣れが必要なものの、巻き取る力が強いと
いう利点が
あります。両方持ってると用途に合わせて使えるので便利です。
初級者の方はずばり!スピニングリールの方を選んだ方が無難でしょう。

スピニング・タックル ベイト・タックル

  − ロッド −
ロッドというのは一般に言うサオのことです。スピニングリール専用のものとベイ
トリール専用
のものがあるので注意。ロッドには多くの種類があり、それぞれルア
ーの種類や重さなどに合
うロッドの堅さや長さがあります。一般には、スピニング
用、ベイト用の2本があれば十分です。
「ミディアム」か「ミディアムライト」の硬さなら、いろんなルアーをカバーできるでし
ょう。 
買うときは、まずロッドを振ってみることです。

スピニング用
ベイト用